「子供と過ごす時間が少ない」と感じている親はとてもたくさんいると思います。
最近は両親が共働きというのが普通なので、父親も母親もそう感じてしまいますよね。
子供が寝る時間に自分が帰ってきたら、最初に話す言葉は「おやすみ〜」
僕の場合は出勤がめちゃくちゃ早くて(深夜3時とか)子供の朝の様子が全く分かりませんでした。残業したら朝は早いわ夜は遅いわで、それこそ子供と話すどころか”会うことが無い”という日も・・・。
悲しいことに、分かっていながらも時間を捻出することは出来ないわけです・・・。
生活のために仕事を続けないわけにもいかないし。家事だってやらなければいけないし・・・。
同じように悩んでいる方へ。
子供との時間が取れないと後悔する前に、時間が無くても出来ることや絆を深める方法を体験から紹介したいと思います。
子供と過ごす時間が無い!後悔する前に出来る6つの事
子供が親元を離れていってしまうのは早いものです。小学生の高学年にもなってくればそのときは近い・・・。とだんだん感じてきます。実際に自分に置き換えてみてもそうでしたからね。
子供との時間をもっと取っておけばよかったなぁ、と後悔する前に意識的にすぐに出来ることがあります。
- スキンシップ
- 子供との時間を密に過ごす
- 朝はそろって食事を摂る
- 一緒にお風呂に入る
- 一緒に勉強する
- 一緒に習い事をする
現在の子供の年齢やその子の性格などによっても多少違いは出てくると思います。
僕が感じていつも意識したいと思っているのが「スキンシップ」「密な時間を過ごす」の2点です。
特に子供との時間が取れない、少ないなぁと思っている人には「密な時間を過ごす」事で長く時間を取れなくても子供には伝わると思います。
一つづつ解説していきますね。
スキンシップ
これは誰もが分かっていることかもしれませんが、出来ていない人もいるのではないでしょうか。
子供が重くなってくると物理的にキツイときもありますしね…。
読んで字のごとく”肌と肌を触れ合わせる”事がスキンシップ。親子関係を何の言葉もなしに繋げてくれる超強力なパワーがあると自分は思っています。
その中でも特に子供に伝わるのが「ハグ」です。
子供から自発的に求めてくることも多いのではないでしょうか?
うちの子供達からは3分おきに「抱っこ」「おんぶして」「ねぇ」(抱っこの意味)と寝るまで言われます。
しかし親が拒否し続けていると、子供もそのうち自分からせがまなくなります。
朝出かける時に「ギュッ」としたり、寝る前に一度「ギュッ」とハグするだけなら時間がなくても出来ますよね。でも無理やりはいけませんよ。
子供が怒っている時、機嫌が悪い時、ずっと泣き止まない時にハグすると自然と落ち着いてきたりします。
ご機嫌ナナメだとたまに顔を叩かれたりする時もありますが、僕はそれも全て受け止めてハグしたりしています(結構痛い)
子供との時間を密に過ごす
親にも子供にも時間がない!というのは現代社会の流れに乗っていれば当然のこと。
時間がなくても「時間を密に過ごす」事で子供に伝わることもあるのではないでしょうか。
その中でも「笑う」ことには色んないい作用が含まれていると思います。
僕の息子たち2人は泣くほど笑い転げることがしょっちゅうあります。その時は僕も一緒になって泣くほど笑っています。
それほど”おかしい”ことがあると笑いって連鎖するんですよね。めちゃくちゃ面白そうに笑っている声を聞くだけでこっちまで面白くなってくる。
経験ありませんか?
たとえば・・・(僕の一例です、自分の子供が受け入れてくれるかどうかは個人で判断してくださいね)
- 「ハグしている子供にワザと鼻先をソフトにぶつけてみる」
- 「子供の変顔に全力で笑う」
- 抱っこしすぎて腰が痛い時に「お父さんの腰、爆発しちゃった!」
- 「怒るフリしてコチョコチョする」とか
特に今子供たちがハマっているのが「なぞなぞ」です。なぞなぞの本もありますから、コミュニケーションを取るにはすごくいいです。
つまるところコミュニケーションです。
この前はこんなやりとりもありました。
あまりやりすぎると嫌がられます。
これってたぶんその家庭ごとに無限にありますよね(笑)
さらに、密に過ごすのは遊びに限った事ではありません。
ここまでは時間が無くても意識さえすればすぐに出来ます。ここからは子供が嬉しいこと、些細だけど大事なことを紹介します。
朝はそろって食事を摂る
朝食をしっかり取ることは一日の活動に影響するので、しっかり食べたいです。
そしてその時を利用して会話が出来ます。同時にこれから活動を始める直前の子供の健康状態なども確認できますね。
でもこれは意外と難しかったりしますよね。朝、子供の機嫌が悪いと朝食も食べてくれません。
それでなくても時間が無いことの方が多いですから、確実に朝食を一緒に摂るにはまず「早起き」が大前提となります。
早起きする為には、夜更かしは絶対NG。つまり朝食を一緒に食べるには前日の夜に早く寝なければいけません。僕はそう思います。
朝すっきりと目覚めることが出来れば、美味しい朝食を家族そろって食べられる。こんな生活が理想ですよね。
→4歳の子供が寝なくて困る!その原因やうまく寝かせる対策は?
一緒にお風呂に入る
時間があれば一緒にお風呂に入りましょう!というか入りたいですよね!
ここぞというスキンシップの場にもなりますし、子供にとってお風呂場は遊び場でもあります。
他の場所で出来ない事をとっても楽しんでくれますから不機嫌になることも少ない。僕は一緒に遊んで楽しんじゃいます。
泡をぶつけ合ったり、湯船に浮かべたり、いつもどこでも推奨はできませんがたまにはいいんじゃないでしょうか。
お風呂って密閉空間になるので、開けたリビングと比べると貴重な話が聞けたりします。父親にしか話せないこと、母親にしか話せないこと、大きくなるほど出てくるはずです。
強要するのは良くないですけど、意識的に子供とのそういう時間を時々取ってみるのもいいかもしれません。
一緒に勉強する
子供が小学校に入るととたんに勉強が毎日の日課になります。
今は幼稚園からでも遊びながら出来る本とかも売っていますのでぜひ一緒に楽しみながらやってみましょう。
子供のうちは勉強を勉強だと思っていませんから、そのタイミングから楽しさだけ植え込んでいけるといいですよね(これはめっちゃ大人の事情が入ってる意見ですが)
どんなに簡単なことでも褒めながら進めてあげてくださいね。
僕(私)ってすごいでしょ。的な発言が出てきたらしめしめです。ここぞとばかりに褒めましょう。
一緒に習い事をする
これは最近気づきました。ピアノ・水泳・体操・サッカー、世の中には色んな習い事があります。
それを一緒に出来たら子供も楽しいと思うんです。現実的に無理な場合が多々ありますけどね・・・。
最近うちの息子はサッカーを始めました。僕はサッカーの事は全く知らない初心者で、オフサイドは知っていても細かいルールや練習の方法も全く知りません。
だからこそなんです!コーチ陣はお父さんも一緒にどうぞと言ってくれるので、「このまま子供と一緒に上手になるのがいいんじゃないか?」と思い始めました。
習い事も、出来ない自分を演じることで子供が教えてくれたりしますよね。逆にパパはここまでできる!まだまだ超えられないんだぞ!とアピールすることで、一層習い事に一生懸命になってくれます。
これらを実行するにしても、仕事で疲れて帰ってきたら嫌なときだってあります。その時は自分が小さかった頃を思い出してみてください。
自分がまだ小学生だった頃、父親が疲れていることに関心がありましたか?それがよほど表に出ていて具合が悪そうだったら心配するかもしれませんが・・・。
子供にとってみれば大人が仕事でどれくらい疲れているかなんて教えたって分かりっこないですよね。まだそんな経験が一度もないのですから。
それよりも「パパと関わりたい」という気持ちがあるうちはそれを大事にしてあげてください。
もうすぐ離れていく。一緒にいる時間は有限で限りなく短い。と思えたら子供との時間も作れるはずです。
上に紹介したことを上手に活用していけば短い時間でも子供は一緒に過ごすことが出来たと強く感じてくれるのではないでしょうか。
子供との絆を深めるために
次は、休みの日などある程度まとまった時間がある時のお話。仕事の日とは違って普段出来ないことを一緒にすることで子供との「絆」を深めていきましょう。
ここも子供の年齢で変わってきますが、たとえば
- 一緒に床掃除をする
- 公園でお弁当を食べる
- 温泉に行く
床掃除を競争しながらやる、青空のもとでおにぎりを食べる、掃除をしてから公園に行くという一連の流れでもいいですね。
動物園や水族館へのお出かけもいいですが、節約もしたいとなれば安上がりに越したことはないです。
温泉はいつものお風呂とは雰囲気がだいぶ違うのでたまにはいいかなぁと思いますね。大人もリラックス出来てオススメです。
これに一緒の朝食、お散歩、寝る前の絵本などを組み合わせれば子供にとってその休みの日は特別なものになること間違いなしです。
あと休みの日はできれば「早起き」をしてください。子供よりも早く。
休みの日に遅くまで寝ているのはもったいないです。子供との時間を過ごす絶好のチャンスですからね!
毎回毎回上手いこといかないんですけどね〜。
子供と過ごす時間は「長さ」より「質」
今から10年ほど前の厚労省の調査によると、
父親が子供と接する時間は3.1時間/日
母親が子供と接する時間は7.6時間/日
そして、一週間あたりの親子の会話時間は
父親と子供の会話時間0〜4時間が最も多く31.2%
母親と子供の会話時間20〜29時間が最も多く16.3%
当たり前ですが、時間にポイントを当てる調査は行われていますが、その質については言及されていません。
調べることも難しいですしね・・・、当然といえば当然です。
じゃあどのくらい子供との時間を過ごせば多いと感じ、どの程度の時間なら少ないと感じるのでしょうか?なんとなく短いと思っているだけ?
ここらへんを悩んでもすぐに解決出来るとは限りませんね。というわけで時間が短くても子供との「濃い」時間を過ごすことに焦点を当ててみると、あなたも子供も「一緒に過ごした」とより強く感じることが出来るはずです。
アメリカの研究でも、子供との時間は「長さ」ではなく「質」が大切だと結論が出ているそうです。
米国の最新の研究によると、子どもと過ごす時間で大切なのは「長さ」ではなく「質」であることが分かっている
引用元:キャリアコネクション
つまり今の時代に合った時間の過ごし方でいいと僕は思います。
その時間の中でどれだけ「密な時間」を子供と過ごすことが出来るのか。その点を考えていくことが大事なのかなと。
両親ともに働きに出ている家庭が当たり前になっている現在、子供一人での食事や数時間の留守番などはあるでしょう。
寂しい思いをさせている反面、時間の「質」に気をつけることで子供の気持ちをカバーしていければいいですよね。
ただ思春期に限っては子供と過ごす時間の「長さ」は関係しているようです。僕はまだ子供が思春期じゃないので分かりませんが・・・。
思春期になったら今一度子供と過ごす時間について考えなければいけないのかもしれません。
まとめ
子供と過ごす時間が無いと後悔する前に出来る6つの事
- スキンシップ
- 子供との時間を密に過ごす
- 朝はそろって食事を摂る
- 一緒にお風呂に入る
- 一緒に勉強する
- 一緒に習い事をする
そんなに子供との時間を取ることが出来ないよ、という方でも直ぐにできる方法を2つ紹介しました。
そして月並みですが、お風呂に入ったり勉強したり、習い事を一緒にやるのが子供も喜んでくれるはずです。
自分の中で考えを変えさえすれば出来ることも多いハズ。
今の所はまだ僕の所に寄ってきてくれる息子たち2人ですが、仕事と両立しながらこれからも思いっきり子供と楽しんでいきたいですね!
みなさんもぜひ試してみてください!
仕事一辺倒の普通の会社員だった僕が どうやって家族との時間と収入を両立させたのか 興味がある方はプロフィールをご覧いただくか 無料で読めるメルマガで詳しく紹介しています。
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