こんにちは、たつです。
子供は毎日のように遊びながら育っていきます。
ですが、ご飯の時間なのに遊びを止めない。出かける時間なのに準備もせずに遊んでいる。一度遊びだしたら飽きるまで止めない。といったことは多いですよね。
予定を組んで生活しているパパ・ママからしてみたら、ちょっとはこっちの言うことも聞いてよ!と思う時もあります。
子供が遊ぶことを止めない理由や原因はいったいどういう所にあるのか?
そして遊びを上手に切り上げるコツは?子供の立場になって真剣に考えてみました。
子供が遊ぶのを止めない原因はなんなのか?
子供の考えていることは至って単純。
遊ぶのを止めない原因は「遊びを止める必要がないから」です。
好奇心のまま動いている子供は目に写ったものを優先したり、目先の面白さに熱中することがよくあります。
これはもともと人に備わっている好奇心を存分に発揮しているからでしょう。
早くお風呂に入れたいなと思っていても、早く片付けたいなと思っていても、それら親の都合は子供の好奇心を止めてまで優先させなくてはいけないことなのでしょうか。
ここで大事になってくるのは、子供の遊びをむやみにこちらから止めるのではなく、自然と切り上げられるようになってくれればいいわけですよね。
それには子供に「満足感」や「遊んだ実感」を味わわせることが肝になります。
子供の遊びは学びの連続
親の意識を変えることもとても重要になってきます。
子供は遊ぶのが大好き。
大人になっても遊ぶことから派生して「登山」や「読書」などと人それぞれの遊び方に分かれていくという感じでしょうか。
つまり人っていつまでたっても「やりたい!」を満たすために動いているのかなと。
子供の遊びは様々な「学び」が詰まった学習だと思えばいつまでもさせてあげられる気持ちになります。
他のことに目もくれないほど熱中していたら、それは逆にチャンスです。好奇心や興味が大いにある状態になっているわけです。
今は「集中力」を鍛えているところだ、と思えばそれを無理に切り上げさせることもできなくなります。
でも一方で「時間管理」も身に着けて欲しいですから、こちらから「上手な切り上げ方」を子供に提案できたらベストです。
子供が遊ぶのを上手に切り上げるコツは?
子供の中には満足するまで遊びを止める理由がありません。
なのでいかに「満足感」が味わえて、「遊んだ実感」が得られるかが上手に切り上げられるかどうかに繋がってきます。
そのためには
- 子供の遊びを理解する
- 子供に選択肢を与える
- 遊ぶ時間を決める
つまり子供の立場になって相手を十分に理解してあげることで、あなたの言葉に耳を貸すようになると思うのです。
子どもの遊びを理解する
これが一番大事なポイントだと僕は思います。
一緒になって子供が楽しんでいる世界観に自分も没入する。ゲームのキャラになりきる。遊びの面白さを理解した上で一緒に遊ぶ。
こういうことを通して子供が遊んでいる内容まで理解する。そうすると普段の会話でも「遊びの内容」まで話を掘り下げて親子で会話できますよね。
子供が興味を持っている遊びに自分から加わる。自分からも面白い遊びを提案してみる。
いい意味で今持っている子供の遊びの限界を壊し、さらに楽しい高みへ登っていこうとする「遊びへの貪欲さ」が親にも欲しいところです。
そうすることで子供だけでは味わえない「楽しさ」に相乗効果が生まれ、親子の信頼関係も深まるハズです。
今すぐにというのは難しいかもしれませんが、童心に帰ったつもりで「真剣に遊ぶ」というのも面白いです。
子供に選択肢を与える
子供の遊びを親が理解することが出来てくると、子供も少しづつ親の発言に耳を傾けてくれます。
そして遊びの終わりが近づいてきたら、「あとこれくらい遊んだら終わりにしよう」とか「あと何回やったら次のことをしよう」と選択肢を与えてみましょう。
これは信頼関係が成り立った上でやっとうまく発動すると思うので、まずは話をよく聞いてあげることが先決です。
子供はどちらかを自分で選ぶことで納得するはずですし、次の行動に移すにはスムーズですよね。
遊ぶ時間を決める
全力で子供を理解した上でこちらも効果があります。
遊びを始める前に事前に「約束」しておくことです。
始まりと終わりを最初に決めて、分かりやすくしておくと理解を得られます。
小学校に上がる前だと時間感覚がないので、家で遊んでいたら「時計の針がここまできたら」とか、時計に終わりの時間を貼っておくなどすると分かりやすいと思います。
我が家では子供の好きな「アンパンマン」や「手裏剣」などのイラストを時計の周囲に貼り付けて、「ここまで時間がきたらね」と終わりを教えています。
外遊びをしていたら、スマホなどでタイマーをセットするなどしておくといいですね。
30分と決めたら30分後に鳴るのではなく、15分、25分、30分と段階的に鳴らして
「半分くらいたったよ」とか「もうすこししたら帰る時間になるね」という感じでいきなり終わらせないようにして子供の心の準備に対応するようにしています。
毎回うまくいくとは限りませんけどねw
そういうことも多々あるので、遊ぶ時間を決める際には余裕を持った終わりの時間に設定するといいですね。
まとめ
子供が遊ぶのを止めるには「満足感」や「遊んだ実感」が重要。
そのために
- 子供の遊びを理解する
- 子供に選択肢を与える
- 遊ぶ時間を決める
というふうに子供へうまく遊びを切り上げる提案が出来るといいですよね。
なによりもその状態に持っていくまでに、子供が耳を傾けてくれる状況を作らなければいけません。
普段から子供の言動を理解しようと努めていれば、子供の本心も見えてくると思うんです。ときには分からない部分を聞いてもいいでしょう。
優しく寄り添う形で理解を示してあげれば、子供も親の事情まで理解できるようになってくるでしょう。
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